コーディング規約

Electron 開発におけるコーディング規約です。

npm run lint を実行することで cpplint 及び eslint によって 検出された規約違反を検出することができます。

C++ と Python

C++ と Python は Chromium のコーディング規約を踏襲しています。script/cpplint.py というスクリプトを実行することで、全てのファイルがこの規約に従っているかどうかチェックできます。

私達が今使っている Python のバージョンは Python 2.7 です。

C++ のコードは Chromium の抽象型をたくさん使っているので、それに精通していることをオススメします。Chromium の Important Abstractions and Data Structures のドキュメントから始めるのがよいでしょう。ドキュメントでは、いくつかの特別な型や、スコープのある型(スコープ外に出ると自動でメモリが開放される型)、ログの仕組みなどが言及されています。

JavaScript

  • standard JavaScript style で書いてください。
  • ファイルは改行で終わらないでください。Google の規約と合わないためです。
  • ファイル名はアンダーバー _ で結合せず、ハイフン - で結合してください。 例えば file_name.js ではなく file-name.js です。なぜかというと github/atom モジュールの名前が module-name 形式だからです。このルールは .js ファイルのみ適用されます。
  • 必要に応じて新しい ES6/ES2015 の構文を使用してください。

名前付け

Electron の API は Node.js と同じ大文字小文字のルールを使用しています。

  • モジュールがクラスの場合は、BrowserWindow のようにキャメルケースを使います。
  • モジュールが API の一部なら globalShortcut のように小文字大文字を混ぜて使います(mixedCase)。
  • win.webContents のように API が オブジェクトのプロパティで、かつ分けると複雑になる場合は、小文字大文字を混ぜて使います(mixedCase)。
  • その他のモジュールでないAPIでは、<webview> TagProcess Object のように通常通り名づけます。

新しい API を作る際は、jQuery のように一つの関数で getter/setter にするより、getter と setter を分ける方が望ましいです。 例えば .text([text]) ではなく .getText().setText(text) にします。この辺りは issue 46 で議論されました。

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